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ActiveZone(アクティブゾーン)

伝統工芸、紀州桐箪笥を不死鳥のごとく よみがえるらせる、鳳凰のビア杯

【マークスタイル トーキョー限定】桐ビア杯 鳳凰 /ActiveZone(アクティブゾーン)

  • 【マークスタイル トーキョー限定】桐ビア杯 鳳凰 /ActiveZone(アクティブゾーン)(セイシツ/ミドリ)
  • 【マークスタイル トーキョー限定】桐ビア杯 鳳凰 /ActiveZone(アクティブゾーン)(コダイシュ/アカ)


桐工芸の匠がつくりあげた、神業のビア杯

【マークスタイル トーキョー限定】桐ビア杯 鳳凰 /ActiveZone(アクティブゾーン)

商品コード:AZMA-CUP02

サイズ/箱:H168×W107×D93mm
本体:H138mm×上部φ88~底部φ58mm
コースター:H104×W164×D80mm
重量/本体:49g コースター:28g 箱入り時:187g
素材/桐,漆塗り
◎コースター付き
◎BOX入り
◎Japan

桐材を削り出し、約1mmという極限の薄さを実現したビールのための杯(さかずき)。
彩度の高い青漆(緑)と古代朱(赤)を、きわめて透明度の高い漆塗り(拭き漆)により仕上げた、“神業”の逸品です。
日本全国の若き職人・工芸家=「匠」たちをサポートするプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」において、スーパーバイザー小山薫堂氏により「注目の匠」に選出された、伝統工芸士・東福太郎氏が、一つひとつ手づくりしています。
内側は根来塗に漆のフレークを付着させ、ビールの泡立ちをキープする加工を施しました。驚くべき軽さと手触りをご堪能いただけます。

※マークスタイルトーキョー限定ラッピング(有料)
●有料ラッピング/包装紙(商品コード:LAP-EC01-W)
●有料ラッピング/ギフトバッグ(商品コード:LAP-EC02-G)

※無料の通常ラッピングについてはこちら>>

販売価格:24,840円(税込)

 セイシツ/ミドリ  残りわずか
 コダイシュ/アカ  残りわずか
個 数: 個


伝統工芸「紀州箪笥」に再び光をあてる、若き五代目。

世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。「熊野三山」「高野山」「吉野大峯」という、起源の異なる3つの霊場がひとつの山地に存在する、きわめて稀有な場所である。多様な信仰を育んできたこのエリアの中でも、有史以前から自然崇拝と結びついた熊野を擁する和歌山県は、地域の大半を山地が占めるため、古くから林業をはじめとする木材産業が盛んだ。正確に言うならば、「盛んだった」。多分に漏れず、和歌山の伝統工芸品「紀州箪笥」も高齢化・後継者問題を抱えている。「紀州箪笥」における伝統工芸士は、両手で数えられるほどなのが現状だ。1891年(明治24年)、箪笥に使用する桐を栽培・出荷する材木商として創業し、のちに家具製造を始めた「家具のあづま」。その若き五代目・東福太郎氏が、ここにきてにわかに注目を集めている。

クラウドファンディングを湧かせた、桐のロックグラス。

東氏が大きな注目を集めたきっかけは、2017年9月の国内No.1クラウドファンディングサイト「マクアケ」での成功だ。薄さ1mmの桐製ロックグラスをプロジェクトとしてエントリーし、わずか7時間で目標金額を達成するという離れ業を成し遂げた。「薄さ1mmの桐製ロックグラス」、文字を追うだけで驚きに満ちたそれは、やわらかい桐という素材を極限まで削り込み、飲み口をわずか1mmに仕上げ、いわゆる木製にありがちな“野暮な口当たり”とは一線を画す、きわめて洗練されたプロダクトとして完成させた。木地に生漆(きうるし)とよばれる透明度の高い漆を刷り込んで仕上げる「拭き漆」という技法を用い、緑や赤といった“難易度と彩度の高い”色を見事に表現。さらには、何度転んでも起き上がる「起き上がりこぼし」にもなり、桐と不死鳥・鳳凰の関係性を示す伝説の物語を添えた。「これまでにない」日本で初めての技法を駆使した桐製ロックグラスは、結果として3倍以上の資金を集めた。桐箪笥という伝統工芸の魅力を“宣伝する”ために利用した「マクアケ」に、東氏は次の挑戦を記した。《桐の生活雑貨ブランド「Active Zone」が評価され、和歌山県の代表としてLEXUS NEW TAKUMI PROJECT2017の匠に選定されました。》

目利きの心を動かした「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」

日本各地で地域の特色や技術、受け継がれる伝統を活かしながら、自由な発想で新しいモノづくりに取り組む若き「匠」を支援する「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」。2年目の2017年度は、各都道府県から計51名の匠が選出された。プロジェクトは、匠がメンターと相談しながら、どんなプロダクトをつくるかを考えるところから始まり、試作→プレゼンテーション→講評を繰り返すことでプロダクトの完成度を高めていく。「桐製ロックグラス」を携えて臨んだ東氏は、メンターとのやり取りを経て「桐ビア杯 鳳凰」を完成させた。


感性に訴える形状と色の美しさ、「10円玉数枚程度の軽さ」という感覚で理解できるわかりやすさ、そしてそれらを集結したプロダクトに「100余年の歴史でだれもやらなかった」という「驚き」を加味した、プレゼンテーション。「桐ビア杯 鳳凰」は、「桐製ロックグラス」をブラッシュアップし「さらによいモノができました」という“プロダクトアウト”商品でありつつも、『このプロダクトを手に入れることで得られる豊かさ』を容易に想像させる、顧客オリエンテッドのマーケティングがきちんと組み込まれている。東氏のプレゼンテーションがどれほどメンターたちの心に響いたか、想像に難くない。


「マクアケ」から東氏に注目していた「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」のスーパーバイザー小山薫堂氏は、自身の「注目の匠」に東氏を選んだ。「彼のブースを見ていたら、僕も桐箪笥が欲しくなったんです。」と小山氏。東氏が本当に伝えたかった思いが届いたという点で、小山氏との“勝負”は東氏に軍配を上げるべきだろう。

素材選びから製造までを集約した、「桐のプロフェッショナル」。

1981年、和歌山県にある桐材木屋に生まれた「家具のあづま」五代目・東氏。大学時代に家業を継ぐことを決心し卒業後、京都伝統工芸専門学校にて、京の名工、内藤邦夫氏・内藤政一氏に師事し、京指物を学んだ。家業を継ぎ、桐箪笥職人となってからは箪笥づくりの傍ら材木業も行い、両方の知識と技術から和歌山県指定文化財・名手八幡神社の内装工事を手掛けるなど、“宮大工”としての顔も持っている。桐の生活雑貨づくりは、「高級な婚礼家具だけではやっていけないから」とフランクに語るが、「桐ビア杯 鳳凰」をはじめとするプロダクトのすべてを一から手づくりし、その“突き抜けた”技術と知識を惜しみなく注いでいる。

前人未到の挑戦に、紀州の地に集う神々がほほ笑んだ。

家具づくりの基本である「直線加工」とは異なる、器づくりの「曲線加工」。ホゾや継手によって木材を組む「指物」の技はすでに会得していたが、木材を旋盤で「挽き」、刃物をあて器の曲面をつくる「挽物」の技をものにする必要があった。同じ木工とはいえ、細工方法は180度異なる。だが、東氏は桐専門の材木屋を出自とする「素材のスペシャリスト」でもあった。桐を知り尽くした東氏は、箪笥職人として、宮大工としてのスキルを活かしながら、わずか数日で「薄さ1mm」の器を完成させた。


もちろん、素材の知識だけではない。「刃物オタク」と自称するほどの、道具と鋼への造詣の深さも、だれも挑戦しなかったこの偉業を成し遂げる支えとなった。東氏の「造詣」には、常に深い知識と同量の“手を動かす”技量が含まれている。箪笥づくりでは鉋(カンナ)の材質に合わせ砥石を替えるという東氏は、その繊細で良質な刃を特注し、自作することもあるという。「桐ビア杯 鳳凰」の製作では、刃となる鉄を叩く“槌から”注文した。


「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017」の受賞以降、注文が激増したことをきっかけに、自身の“技のオートメーション”を計画中だ。手の動き、力加減、刃物の角度など、さまざまな情報を立体CADにプログラミングし、機械が製造する。わずかな木材の厚みの、違いを視覚で見極め、木材のテクスチャーに触れて品質を触覚が見極めるように、東氏の高次元の感覚を駆使した手仕事というアナログ作業をデジタル化した格好だが、裏を返せば、技術の伝承には私たちが想像する以上の年月を必要とし、木工業界の人材・後継者不足は “待ったなし”の状況なのだ。

プロダクトの一つひとつに神業を込める、博覧強記の「技の人」。

2017年に生誕150年周年を迎え、国立科学博物館にて企画展が開催された南方熊楠。英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ラテン語・スペイン語が堪能で、博物学・民俗学・人類学・生態学・宗教学・性科学など、在野にありながら、実に多種多様な分野の学問を研究した。その中心的思想「南方マンダラ」は、自然原理が必然性と偶然性の両面からクロスし合い、多くの事象を一度に知ることのできる「萃点(すいてん)」が存在するという壮大な世界観を表している。現代の研究者にとって熊楠は「宝の山」ともいえる存在だろう。


実に多様な知識・技を身に付け、センスを磨き続ける東氏。「(薄さ1mmは)たまたま上手くいった」「負けたくないという気持ちだけでやっている」と笑うその裏には、桐箪笥の衰退と伝統工芸業界の高齢化・後継者不足への想いがある。次世代を担う子どもたちが「職人ってかっこいい」と憧れるような仕事を。「うちの息子が跡を継ぎたいって言い出して」自社工場で木工を楽しんでいる次世代に、目を細める。当代の名工から託され磨いてきた高い技術、桐製の生活雑貨を提案するアイデア、そして目利きとして知られる小山氏をして、桐のビア杯ではなく「“桐箪笥が”ほしくなった」と唸らせたストーリーテリングまで。神々が宿る自然を愛し、自然を崇拝してきた紀州の国が、現代に「技」の巨人を生んだ。

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