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EDiT 手帳2018(12月・1月はじまり)手帳評論家・舘神龍彦さんが教える、手帳選びのコツ

2018年からのEDiTのキーメッセージは「新しい働き方。新しい手帳。」。シェアワークや副業など、「新しい働き方」が身近になってきている今、日々のスケジュールやアイデアを書きとめる手帳は、「新しい働き方」を支えるツールです。

そんな“これからの自分らしい働き方”を考えるうえで重要な手帳、来年はどんなものを選んだらいいのでしょう? 今回は手帳評論家として著書やコラムなどで手帳に関するさまざまな提案をされている舘神龍彦さんに、EDiT手帳4つのフォーマットの特長を生かした手帳の選び方のアドバイスをいただきました。


【“手帳選び”は、働き方を考えるチャンス】

昨今、政府が日本経済再生に向けてワーク・ライフ・バランスの実現や労働生産性を向上させるために強く推進しようとしている「働き方改革」。これには、企業の取り組みはもちろん、ビジネスパーソン一人ひとりにできることもあります。

私は、そのひとつが“手帳選び”だと考えています。手帳のフォーマットの違いは、“時間をどう捉えるか”の違いともいえます。すなわち手帳を使いこなすことで、“時間の捉え方”、“1日の時間の使い方”をコントロールすることができ、“自分がこうありたいと願う働き方”に、おのずと近づくことができるのです。

EDiTの2018年版のフォーマットは、「1日1ページ」(3サイズ)、「週間バーチカル」(3サイズ)、「週間ノート」、「月間ノート」の全4タイプが揃っています。この中から、自分のワークスタイルと相性のいいフォーマットを見つける方法をお伝えします。

【手帳選びの2つのポイント】

手帳はユーザーの工夫次第で、仕事用にもアイデア帳にも、あるいは日記帳にもなります。そんなデジタルツールとは異なる自由度の高さが、手帳の面白さのひとつです。ただし手帳によって向き不向きはあるので、以下の2つのポイントを基準に、どのフォーマットが目的に合っているかの判断をしていきましょう。

ポイント1:ページ構成

手帳それぞれの“スケジュールページやメモページの構成”をじっくり見てみましょう。たとえば1日分の記入スペースが広い「1日1ページ」なら、イラストや長文の記録が書き込みやすく、日記や毎日のアイデア帳としての用途に使えるほか、マンスリーページも付いているので月間予定の管理もしっかりとできます。また、「月間ノート」や「週間ノート」のように、スケジュールページに加え後半にノートページがたくさん付いているタイプなら、仕事のメモをたくさん記録し、手帳とノートを兼用するのに便利です。

ポイント2:記入面のレイアウト

“記入面の罫線”についても見てみましょう。たとえば、「月間ノート」のように罫線がドットになっているフォーマットは、図やイラストを書き込むのに邪魔にならず、文字を書くのにもなじみます。一方、写真右のレフトタイプのような横罫のフォーマットなら、長めの文章をしっかり書くガイドとして役立ちます。
※写真右はEDiT手帳のフォーマットではありません

【こんな人におすすめ! EDiT手帳 4つのフォーマット】

4タイプのフォーマットの記入例を見ながら、どんな職業の人にどのタイプのフォーマットが向いているのかの一例をご説明します。

フォーマット1:1日1ページ
タスクをこなしつつ、日々のアイデアを生み出したい人に

ライフログ用と思われがちな「1日1ページ」も、ユーザーの意識と使い方ひとつで毎日を能動的に取り組むアクティブな手帳にすることができます。とくに今年は、1年分を2冊に分けた「分冊リフィル」も登場していますので、ビジネスシーンでさらに使いやすくなっています。

このフォーマットは、1日の中で各プロジェクトのタスクをこなしながら、アイデアを日常的に生み出して形にする、そんな仕事の進め方の多いクリエイター職におすすめです。24時間対応の時間軸は、労働時間が流動的な人や朝活・夜活をしている人にも向いています。

①ページの頭にその日のミッションを書くと、モチベーションアップにつながる
②強調したいメモを枠で囲む。ドットの罫線がほどよいガイドとなり書きやすい
③TO DOの頭に記号を振り、予定欄には記号のみ記入。予定との照らし合わせがラクに
④毎日のメモ・ネタは書き込むスペースとテーマを決めて

おすすめの活用法は、予定管理にプラスしてのメモ。上の図のように上下のガイドポイントを利用してスペースを分割し、365日、同じスペースに特定テーマのアイデアを必ず書くようにすると、毎日のアイデアが蓄積されます。


「1日1ページ」の主な構成(全464ページ)
  • ・マンスリー(2017年10月〜 2019年1月まで)
  • ・デイリー(2018年1月1日〜2018年12月31日まで)
  • ・ノートページ(横罫 B7サイズ:61ページ、B6サイズ:10ページ、A5サイズ:14ページ)
  • ※詳細はEDiTサイトのスペック早見表をご参照ください

フォーマット2:月間ノート
同時進行の各プランをざっくり俯瞰で見たい人に

ブルーのドット方眼が特長の「月間ノート」は、マンスリーページを持つ手帳の中でも、最ものびのびと使えるフォーマットです。それは、ドットで区切られた1日のマスがとてもゆるやかであると同時に、自由に線や囲みを足せるので、細かな区切りや箇条書きなどにも向いているからです。

細かい予定管理はスマートフォンやウェブ上のカレンダーを利用するとして、大まかな仕事の流れやイベントなど、それぞれの関係を把握しつつ計画を立案したり、タスクを割り振っていくマネージャー職の方にもおすすめです。

①縦方向にその月のミッションと大まかな流れを記入
②土日は線で囲んで、予定を入れないようブロック
③日にちをまたぐ予定は、ドットをガイドにして横線を引く
④その月中の日付が未確定な予定は付せんに書いて貼っておく

使いこなしのポイントは、各月のプロジェクトの詳細を、マンスリーページの次ページにあるマンスリー用ノートに集約させること。それぞれのプロジェクトにナンバーなどを振っておけば、すぐに参照できます。また、後半にはたっぷり書き込める140ページ分のノートページもあります。


「月間ノート」の主な構成(全224ページ)
  • ・マンスリー(2017年12月〜2019年1月まで)
  • ・マンスリー用ノート(ドット方眼28ページ)
  • ・ノート(ドット方眼140ページ)
  • ※詳細はEDiTサイトのスペック早見表をご参照ください

フォーマット3:週間ノート
ひとつの企画について、全方位でプランニングする人に

横軸に日付があるけれども縦軸は3分割のみ。これが「週間ノート」の特長のひとつです。この特長がもっとも生きるのは、ひとつの企画について全方位で準備するような仕事。対外交渉や、制作の準備、プロモーションなどを一人で統括している場合、横軸で一週間の予定を確認し、縦軸にそれぞれのパートのタスクを記入。相互の進行状況を見ながら次の予定を決めていく、そんな使い方に威力を発揮します。縦軸の3分割は、「午前中」「午後」「夜」など、簡易的な時間軸としても利用できます。

ウィークリーページの下半分の大きなメモ欄には、その週に参照したいメモを記したり、資料などを貼っておくと便利。判断の基準になる情報をいつも見られるようにしておくことで、決定がスムースになります。


①その週のトピックスを記入
②予定記入欄はプロジェクトごとに分割管理
③下部の1ヶ月の日付表示もイベントの日時を目立たせて活用

「週間ノート」も「月間ノート」同様、後半にもたっぷりノートページがあるので、そちらには、より長期に関わる事柄(取引先の基本情報)や、詳細な情報(企画のコンセプト、方向性など)を記入するなどして使い分けると便利です。


「週間ノート」の主な構成(全304ページ)
  • ・マンスリー(2017年12月〜2019年1月まで)
  • ・ウィークリー(2018年1月1日〜2019年1月6日まで
  • ・ノート(ドット方眼138ページ)
  • ※詳細はEDiTサイトのスペック早見表をご参照ください

フォーマット4:週間バーチカル
企画もしつつ自らが動く、移動やアポが多い人に

1日のアポイントが複数あり、各アポイント関連のメモを同時に一覧したい。そんな人に向いているのが「週間バーチカル」です。とくに、予定記入欄が30分単位で区切られているので、タスクの所要時間を想定して記入するのに向いています。下部の1日ごとのメモスペースは、TO DOを記入したり、時間軸を延長してプライベートの予定管理に使えます。

①その週のミッションを日付の上に記入
②日ごとのポイントを設定してモチベーションアップ
③予定は所要時間が分かるよう、四角く囲む
④ドット方眼のメモスペースは、見出しの囲みや矢印が書きやすい

A5・B6サイズの場合、右ページの半分はメモスペースになっています。ここに週全体に関わるメモをすることで、その週のタスクの注意点や必要事項を常に意識できます。


「週間バーチカル」の主な構成(全224ページ)
  • ・マンスリー(2017年12月〜2019年1月まで)
  • ・ウィークリー(2017年11月27日〜2019年1月6日まで)
  • ・ノート(横罫A6サイズ:50ページ、B6サイズ:4ページ、A5サイズ:4ページ)
  • ※詳細はEDiTサイトのスペック早見表をご参照ください

【“手帳選び”は、働き方を考えるチャンス】

このように、それぞれの働き方に合わせた時間軸のフォーマットを選ぶことで、手帳はあなたのビジネスシーンで、さらに心強い味方になってくれます。記入欄それぞれに役割を振ってみるなど、さまざまな工夫により「始業と終業の時間を意識する」、「設定した時間内に仕事を処理する」といった仕事の効率アップにつながるのです。EDiTを使いながら、より自分らしい働き方で毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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Profile

舘神龍彦 Tatsuhiko Tategami
舘神龍彦 Tatsuhiko Tategami
手帳評論家、ふせん大王

最新刊は『iPhone手帳術』『ふせんの技100』(エイ出版社)。主な著書に『システム手帳新入門!』(岩波書店)、『使える!手帳術』(日本経済新聞出版社)、『手帳カスタマイズ術』(ダイヤモンド社)などがある。また「マツコの知らない世界」(TBS)「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)などのTV番組出演や、手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」の作詞作曲など幅広い活動をしている。
twitter:@tategamit
facebook:「手帳オフ」https://www.facebook.com/techooff
Blog:「舘神Blog」https://tategami.cocolog-nifty.com/