① 余白
その月のテーマ(季節やイベント)、気分によって「マステ」を選んで。開くたびに気分がリフレッシュしそうです。
② 曜日表示
「月曜日はオレンジ」「火曜日はピンク」など、曜日ごとに色をつけて、カラフルに楽しく。平日と週末で色を分け、2色づかいにしてもいいですね。
③ インデックス
月ごとに色や柄を変えてカラフルに。ピンポイントで目的ページへ飛ぶことができます。該当月を開きやすくするため、その月だけに貼るのもいいかもしれません。
④ TO DO欄とスケジュール欄の境
TO DO欄とスケジュール欄を見やすく分けるライン代わりに。
⑤ 日玉
「マステ」の柄を切り抜いて、モチーフシールに。遊園地、ネコと遊ぶ日や旅行など、文字を書かなくても、自分だけに分かる秘密の目印として。お楽しみの日の気分を盛り上げるのに役立ちます。
⑥ 日玉
出張にはパターン柄、旅行にはエアライン柄などルールを決め、日にちをまたぐ長期の予定はテープで示すと、ビジュアルで予定がひと目で分かります。
⑦ 日玉
毎週の朝活やレッスンなどは、角に三角マークを。書き込みスペースで場所を取らないよう、右上に貼ります。
それぞれのページに、「マステ」のちょこっとアイデア
月間カレンダー以外にも、「マステ」を使うことでページが華やぎ、また使いやすくなるアイデアがいろいろとあります。
写真左 : 年間ビジョン
4分割して使いやすく、例えば「仕事」「趣味「家族」「勉強」など項目別・具体的に。あるいは、「1月〜3月」「4月〜6月」「7月〜9月」「10月〜12月」と四半期ごとに分け、細かく目標を見直してみてもいいかもしれません。
写真右 : 月間イベント
旅に出る予定の月には、旅先のイメージに近い「マステ」を選んで。大きいビジュアルで気分もUP! 文字を書きこまずにビジュアルのみにしておけば、オフィスや電車の中で横からちらっと誰かに覗かれても、人目が気になりません。
写真左 : デイリーページ
ライン代わりに貼って1日を3分割し、「朝・昼・晩」と分け、それぞれの時間帯のスイッチを切り替え、時間の活用にメリハリをつけます。あるいは縦にラインを引いて、左はスケジュール、右はTO DOという使い分けもできます。
写真右上 :ノートページ
備忘録代わりのノートページは、罫線を「マステ」で区切り、使いやすく・見やすく。こちらも線を引く代わりに「マステ」でレイアウト。カードの使用履歴やエクササイズのメモ、レシピなどを控えたりするほか、この使用例のように、好きなバンドのライヴのセットリストを書いておいても、後から余韻に浸れていいかもしれません。
写真左上 :インデックス
月間プランニングページや月間カレンダーにインデックスシール代わりに貼って。ワンアクションで、目的のページに飛べる検索性を高めます。
写真左下 :ブックマーク / アテンション
クリップに「マステ」をフラッグ状に付けて、よく使うページに貼っておけば、ブックマーク代わりに。そのページをすぐに開くことができ、他のページへの移動も簡単です。
あるいはフラッグに予定やTO DOをペンで記入しておくと自分の注意を引くことができ、やるべきことなどを忘れずに済みます。同じ用件のクリップなら再度使いまわすこともでき、便利です。予定ごとにカラーや柄を決めておくといいかもしれません。
写真右 :下敷き(ストック)
EDiT B6サイズ専用の下敷きを「マステ」のストック帳代わりにして、よく使う柄や用途に合った幅にカットしたテープを貼っておくと、かさばらずに手帳と一緒に持ち歩けます。
「マステ」を使って手帳づかいを楽しく、便利に
スケジュールシール、ラインマーカー、ブックマークにデコレーション……と、「マステ」ひとつでさまざまな役割を担ってくれるのが分かりましたね。便利なだけではなく、アイデア次第、または選ぶ色や柄次第で、「マステ」はEDiTのシンプルなフォーマットに、遊び心と自分らしさを加えてくれます。
「手帳を開く」という行為自体はシンプルな動作だけれど、その手帳のページを目にすることで、少し前の日々を振り返ってみたり、忙しい日々の中、気分を高めたり、自分を自分らしくリセットするきっかけができたりしますよね。「マステ」は、そんなひとときのお手伝いをするツールになってくれるのです。
色や柄のテイストを選べば、ビジネスシーンや男性にも使ってもらえると思いますし、最初はただどこかに貼ってみるだけでもOK。今回ご紹介したアイデアの中から、「これならできそう!」というものを、どうぞ気軽に試してみてくださいね!
「masté」および「マステ」は、株式会社マークスグループ・ホールディングスおよびリンレイテープ株式会社の登録商標です。
Profile
- 宇田川一美 Udagawa kazumi
雑貨デザイナー
東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業後、雑貨メーカーに企画デザイナーとして勤務。
現在はフリーランスとして、メーカーと共同の商品企画、雑誌でのクラフト制作、コラムの執筆やワークショップなど、「雑貨」に関わる多様な仕事をしている。
また、『手づくり文房具(池田書店)』『ちょいワザ文具術(ポプラ社)』『筆ペンで書く ゆる文字(誠文堂新光社)』など多数の著書があり、新しいものづくりを提案し続けている。
https://www.facebook.com/k.udagawa/