① 日付を記入(「水性ペンで書けるマスキングテープ」を使い、日付を立たせても◎)
② B(朝食)・L(昼食)・D(夕食)と3つに区切る(S(おやつ)もあるときは4つなど)
③ 数や具材などわかる範囲で簡単に書く
④ 「とりすぎ〜」の項目に入りそうなものは、同色ペンでマーク
ポイント2 : テンプレートは、マーカーでチェック
「栄養バランスを整えたい」という目的で管理しているので、右側のテンプレートは、自分が摂りたいと思っている食品の頭文字や、以前興味を持って学んだ漢方の「5色」もチェックできるようにしています。1日の終わりに、「今日は根菜類が多かったかな」など、全体的な内容をおさらいして、翌日の食事のイメージにつなげています。
「とりすぎ注意!」欄は、必ず振り返ります。たとえば、B=パン、L=ラーメン、D=お好み焼き、など3食グルテン尽くしになったら、その翌日は控えて、米ベースにする、など、自分の中で調整するようにしています。
① 自宅以外での食事や市販のお弁当・惣菜などもメモ
② ま=豆類、ご=ゴマ類、わ=わかめ(海藻)類、や=野菜、さ=魚介類、し=しいたけ(きのこ)類、い=芋類、よ=ヨーグルト、な=ナッツ類
③ 漢方では、食材を主にこの5色に分類。それぞれに違う働きがあり、バランスよく栄養が摂れる上、豊かな彩りも考慮できる
④ 肉類や卵など表にないものを書いたり、感想や気づきをメモしたり
⑤ 私が個人的に「とりすぎ注意!」したい食品をリスト化(右から、I=インスタント食品/F=小麦粉食品/S=スナック菓子/SG=糖分多い食品/SG=塩分強い食品)。マス目はおおよその量で塗る
継続して記録することが肝心なので、最初にチェック項目を予め載せたテンプレートをつくってしまうのも継続しやすいポイントです。私は、テンプレートをコピーして先にノートに切り貼りしてしまいます。
食べたものを毎日書き出して項目をぬりつぶしていくと、「きちんと食べなきゃ!」という意識が働き、栄養バランスのチェックのつき方なども次第に気になってきます。
続けるうちに、食前から、「昨日はこれが足りなかった」とか「最近これは食べ過ぎかも」というように、自分の中のセンサーがビビッと作動するようになるので、まずは日々、自分が何を口に入れているかを書き出して、知ることから始めてみると、自分自身の食生活について考えるきっかけにもなるので、オススメですよ。
「食事管理ログ」のよさ
▶自分の食事の傾向が可視化され、日々何を口に入れているか考えるきっかけになる
▶日常的に意識して摂り入れたい(あるいは避けたい)栄養素や食べものを把握できる
▶毎日繰り返し記録することで、「あれとあれが今日は足りてない」とパッと浮かぶようになる
▶外食や自炊の頻度がわかり、食生活の見直しにも役立つ
▶献立メニューの記録としても活用できる
Profile
- ごとうあいこ(eyeco) Aiko Goto
フリーエディター&ライター
編集プロダクション勤務を経て、2007年よりフリーランス。『夢をかなえる! 私のノート術』(宝島社 / 2016年)のライティングを担当して以来、文具、ノート、手帳の活用術をテーマとした書籍に数多く携わる。ヘビーユーズのノートや手帳を使った講座やワークショップもときどき開催。英会話と異文化交流がライフワーク。
Web:room510.lomo.jp
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