坂 雅子(Masako Ban)

ディレクター, デザイナー 東京生まれ。設計事務所を経て、2003年までグラフィックデザイナーとして活動。 産業資材に魅力を感じ、2001年ロンドン滞在中に独学でアクセサリーデザインを始め、 2003年"acrylic"設立。2005年ニューヨーク近代美術館ミュージアムショップに 最初のコレクションが選ばれる等、国内外で展開。同年11月、東京にacrylic shopオープン。 Wallpaper* Best Design Award 2007 “Best Jewellery”, UK
https://acrylic.jp/index.html

素材感を引き立てるシンプルな2WAY トートバッグ 2WAYトートバッグ/acrylic(アクリリック)

  • 2WAYトートバッグ/acrylic(アクリリック)
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ACR-BAG34
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¥19,440 (税込)
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*在庫切れの商品は再入荷の予定はございません。
あしからずご了承くださいませ。

サイズ/H330×W270×D19mm
ハンドル2WAY/肩掛けハンドル430mm、トートバッグ260mm
重量/480g
素材/本体:合成皮革
片側ポケット:鹿革,アルミ箔
◎マグネットボタン留め
◎側面:オープンポケット×2
◎内側:オープンポケット×2、ファスナーポケット×1
◎A4サイズ収納可能
◎日本製

※マークスタイルトーキョー限定ラッピング(有料)
●有料ラッピング/包装紙(商品コード:LAP-EC01-W)
●有料ラッピング/ギフトバッグ(商品コード:LAP-EC02-G)

※無料の通常ラッピングについてはこちら>>

セオリーを軽々と超えてゆく“身体感覚”のバッグ

「モデュロール」という言葉がある。フランスの建築家ル・コルビュジェが、人体各部の寸法と黄金比に基づき編み出した「建築の基準寸法システム」のこと。フランス語のmodule(モジュール・寸法)とSection d’or(黄金分割)からつくった、ル・コルビュジェによる造語である。身体の感覚が認知する、無意識の「安心感」や「心地よさ」を拠りどころに、モノを選ぶことがあるのは、「モデュロール」に基づいた選択なのだろうか。

その反面、私たちはあふれかえる情報をもとに、目移りもする。例えば「女性にはこういうモノが」「女性が好きなのは」「やっぱり女性は」・・・いったい、だれが決めるものだろうか。

「MARK’STYLE TOKYO」GINZA SIX店・表参道ヒルズ店において、不動の人気を誇るバッグシリーズがある。その作り手「acrylic(アクリリック)」は、「MARK’STYLE TOKYO」が提案するコンセプト“スタイルのある本物のプロダクト”を、体現するブランドの一つである。

デザインに数学の美を見つけたブランド「acrylic(アクリリック)」

「acrylic(アクリリック)」は、自身でデザインを手掛けるディレクター・坂雅子氏が設立したブランドだ。アクリルという素材への愛着から名付けたブランドが、現在では、縦横無尽の素材選びと、そぎ落としたミニマルデザインにより、独自の立ち位置を築いている。アクリル、アルミニウムなどを採用し、真円・正方形などを使い整然とデザインしたアクセサリーラインからスタート。現在は、バッグやスカーフなどアイテムを広げ、国内外で高い評価を受けている。これら「acrylic」のバッグが、“実験的”と称されるアクセサリーと同じ「エッジ」を感じさせるにもかかわらず支持されている点は、その使いやすさにある。

相反する要素を化合する、デザインマインド

大きさの異なる正方形を並べ積み上げたようなデザインのバッグがある。「ブレスレット バッグE」。アクセサリーラインでおなじみのモチーフ、真円と正方形のブレスレットに“袋をつけた”ユニークなデザインは、アクセサリーとバッグのデザインを行き来し、クリエイティヴィティを刺激し合っている、「acrylic」らしいシンボリックなアイテムだ。これが「ハレの日」に合わせるバッグであるなら、「ケの日」に寄り添うのが定番のトートバッグだ。合成皮革をメインにポリエステル、塩化ビニールなどいずれもソファやカーテンを出自とした“硬質なマテリアル”を合わせた。驚くほど軽量で、汚れに強く、やわらかさを持ちながら抜群の強度を誇る素材が、「acrylic」の手により、類のない存在感を放つアイテムに転身した。ストレッチ素材を使った幅広いショルダーベルトが、しなやかに肩に添い、すべることなく重い荷物を“やさしく”持ち運ぶことができる。さらに、顧客自らが「毎日酷使している」と告白するタフネスも支持を集める理由だ。

クリエイティヴィティを支える「集合知」と「身体感覚」

「acrylic」は、元麻布の実店舗で得るフィードバックを逃さない。2WAYと提案したデザインから顧客が“隠れ3WAY”を開発し、坂氏が疑問を感じていたサイズ感に、高い評価を与える。坂氏の感覚・感性・経験の範疇に収まりきらない顧客たちの「要求」は、それぞれがつながり、気づきとして跳ね返る。ある人が不便に感じることを、他の人は歓迎する。この当たり前のようなことを受け止め、すりあわせ、デザインに落とし込むのは、坂氏の身体的な「感覚」が決めている。「acrylic」のバッグシリーズは、多様な素材とラインアップ、機能性を持ちながら、そのいずれにも「ある黄金比」を忍ばせている。一見「エッジの効いた」アウトルックに、シリーズで統制のとれたデザインバランス。そして持つ人が“遊ぶ”余地を残すバランス。これが 「acrylic」のミニマリズムだ。硬質な素材感と裏腹なカタチの変化や、素材同士の化学反応など、坂氏が直感的に「おもしろい」と感じた要素を最大限に引き出す、「黄金比」である。

「acrylic」のミニマリズムを支える、職人たちの「集合知」

採用されている素材は、いずれも日本国内の産業資材メーカーが高度な技術でつくり上げた「made in Japan」。これらをより引き立てる坂氏のデザインは、ステッチ一本にも注意を払う。たった一本の存在で“デザイン然”として、素材に目が入らないことがあるからだ。ミニマルデザインを成立させる縫製は、坂氏が「最高の縫製チーム」と激賞する職人たち。もとよりバッグになるためのものではない素材を、縫い合わせやステッチを極力排したデザインを、仕立て上げる。坂氏のデザインは、職人たちにとってチャレンジングな仕事だ。「できない」と言わない最高の職人が、毎回新たな縫製方法を発見し、共有する。職人一人ひとりに、日本がかつて大切にしてきた丁寧なものづくりのノウハウと技術がつまっている。製品を解体し、技術と知恵を共有することで、職人同士を刺激し合い、よいクリエイティブが生まれるという。上から“縫い叩く”ことの容易さを相容れないのは、職人たちも同じなのだ。

究極のミニマリズムは「私は私である」という強さ

坂氏の顧客は30代から70代の女性と、年齢層は幅広い。「ピンク」「フワフワ」「カワイイ」・・・女性たちは、すでに気が付いている。モノが主体の時代は終わった。正直で本物のプロダクトこそが、自分たちを輝かせてくれる。選ぶのは自分である、と。 女性たちは日々「感じている」。そしてまだないモノに出会い、「驚きたい」のだ。

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