12月は「新しい年を、自分の言葉で始めてみよう」—EDiT 12ヶ月の手帳レッスン

12月は「新しい年を、自分の言葉で始めてみよう」—EDiT 12ヶ月の手帳レッスン

12ヶ月の季節の移ろいに合わせて、手帳の使い方アイデアをお届けする「EDiT 12ヶ月の手帳レッスン」。12月のテーマは「新しい年を、自分の言葉で始めてみよう」。
新しい年のページをめくると、どんな1年にしたいかと、そっと思いを馳せたくなります。年のはじまりは気持ちを新たにし、ゆったり自分と向き合う時間でもあります。ありのままの言葉で目標を書き出すことで、自然と一歩踏み出せるはず。今回は、そんな「わたしの目標ページ」のつくり方をご紹介します。

今年をふり返って「いまの自分」を知る

1年の中で印象に残ったできごとを思い出してみましょう。仕事・暮らし・趣味・お金・健康など、関心のある分野ごとに「良かったこと」「反省ポイント」などを書き出してみて。

新しい年に大切にしたいテーマを選ぶ

振り返りの中から、来年大切にしたいテーマをひとつ見つけてみましょう。短い言葉で大丈夫です。そのテーマを選んだ理由を添えると、これからの行動が自然と見えてきます。

「どんな1年にしたいか」をジャンルごとにまとめる

テーマを中心に「どんな1年にしたいか」をジャンルごとにまとめましょう。テーマと完全に連動していなくても大丈夫。「自分らしい理想の1年」を描くことが大切です。

ビジョンを日々の行動へとつなげましょう

1年を通してやりたいことや、月ごとのイベントとしてまとめておくと、行動のヒントに。小さな計画を重ねるうちに、テーマが自然と日々の暮らしに根づいていきます。

おしゃれなアレンジ DESIGN TIPS

フレーズの両端に、短い線をランダムに添えるだけでアクセントに。失敗したくないページは、タイトル用マスキングテープを使うのが安心。

目標ページは、「こうしなきゃ」と決める場所ではなく、自分とやさしく向き合うためのスペース。

書きながら気づき、見直しながら育てることで、小さな発見や前進が見えてきます。これからの日々への想いをゆっくりと綴ってみてくださいね。

( プロフィール )

ジトエスタジオ OSONO

京都在住のコンテンツクリエイター。
手帳やノートをもっと楽しむために、文字やイラストの描き方やデコレーションのアイデアを発信しています。
最新著書は『大好きなカラーペンでワクワク広がる!簡単デザイン文字』(翔泳社)。